top of page
執筆者の写真Clover Farm

初投稿

更新日:2021年12月9日


初めまして大箸と申します。


農業に興味を持ってから3年半が経過しました。


4年前の今頃に綾部市の農家である水田さんにお世話になり、3週間住み込みで農業を体験させて頂き、それから横浜に帰り清掃の仕事で資金を貯め、2018年3月に阿見町に移住し、今に至ります。阿見町では農地を開拓する傍ら、家事代行業を始め、各家庭の掃除や片付けをしていました。2019年11月には阿見町への移住のきっかけを作ってくれた近江屋商店の山口さんの支援で、週一日営業のレストランを稲敷市に開業し、そこでは自身が育てた野菜を使用した田舎料理を提供していました。


しかし、2020年2月頃から新型ウィルスの流行り病がニュースになり、客数も激減していたことから、同年4月にレストランを閉店しました。同時期に家事代行業も休止しました。2021年9月18日現在もそのウィルスは社会に影響を与え続け、外出時のマスク着用や不要不急の外出の自粛が必要とされています。


移住してから3年半、社会情勢の影響を受けることなく、一貫して続けてきたのは農業でした。移住してからの大半の時間を、土を鍬で耕し、種を蒔くことに費やしてきました。横浜から阿見町に移住してくる時には想像も出来なかったのですが、今ではすっかり農業と生活が密接した暮らしになりました。作物を育て、それを頂く。とても単純な生活なのですが、その中に採れた採れないのドラマがあり、暑い寒いの苦難があり、達成感と心地よさがあり、仲間との交流があり、反省と後悔があり、感動と感謝があります。


農業に興味を持ってから4年、ようやくその暮らしぶりをほんの少し紹介させて頂くブログを開設しました。その暮らしぶりとは、例えば最近のことでは、沢庵用大根と白菜の種まきをしました。これらを大きく育て冬の漬物作りに使用する予定です。自家製の漬物は野菜の風味を存分に感じる極上の一品になります。また、9月上旬の雨が降る前に畑のそこら中にばら撒いた菜っ葉の種が、現在では無数に発芽しています。これらが大きくなってきたら数枚を摘み取り、菜っ葉と玄米と味噌をじっくり煮込み、簡単なおじやを作ります。頂くと体が芯から温まる真冬に最適の料理になります。その他にも今年の夏に初めて高黍を数キロ栽培しました。高黍は雑草が届かない場所に実を付けるほど生育旺盛で、今後私達の主力作物になりそうな予感がしています。また、近未来的な展望としてはホームステイを受け入れ、外国人にも日本の農のある生活を知ってもらいたいと考えています。


最後に、私はこちらのブログを通して、農のある生活の魅力を伝えていきたいです。農のある生活には、大変さの後にやってくる喜びや感動があります。夏の草取りは、日々伸長する雑草に作物が埋もれてしまわないかと常に心配がつきまとい、心身に負担がかかりますが、真夏の峠を越え、雑草の勢いが落ち着き、何段階も大きく成長した作物を見ると秋の収穫の予感がぐっと高まります。長く寒い冬が終わり、温かくなると畑には綺麗な花が咲き、良い香りに包まれます。このような農のある生活の魅力をこちらのブログを読んで頂いたどなたかに共感してもらえたら嬉しいです。またいつでもご意見やご質問を歓迎しております。皆様からのご連絡をお待ちしております。


大箸

閲覧数:37回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page