明日のマーケットの準備が整いました。菜っ葉や葉大根をかなり多目に用意しました。マーケットの傾向では、かさばる葉物はあまり売れないのですが、当農園の葉物は、風味豊かで美味しく、量も多く経済的なので、いつかお客様にその良さに気付いてほしいと願いながら用意しています。
マーケットの前日はかなり緊張します。明日売れるだろうかと気が気でないです。なるべく売り上げは気にしないでおこうとするのですが、つい用意した商品数と単価で計算して売り上げを期待してしまいます。これは事業でやっている以上仕方のないことですよね。
私が農業をやっているのは、農業には無限の可能性があると知ったからです。世界的に著名な農家の福岡正信氏は、自然農法で砂漠の緑化を図りました。食養家の桜沢如一氏は、植物性食品だけで多くの人を救い、稲作の体験を人々に勧めました。私は、先人が成し遂げた事業のスケールに比べると、極小のサイズで事業を行っています。しかしながら、野菜の販売活動を通して、地元の旬なものを食べることの大切さを伝えたいという私なりの狙いを持ってマーケットに出ています。明日頑張ります。
大箸
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